【USUM】S9使用構築(2) 環境適応ルカリオスタン【最高2001/最終19xx】
S9お疲れ様でした。えっくすです。サブROMで使用していた構築を簡単に紹介します。
Ⅰ-構築経緯
前期しようした並びが個人的に使いやすく、これを環境に合うようにカスタマイズした。数を見せていた軸、スタン、やバトンなどのギミック系に対し最低限の対策を用意しつつ、こちらの火力を押し付けていけるような技構成、型を目指した。
Ⅱ-個体紹介
性格:臆病
特性:正義の心
努力値:145-X-108-192(252)-91(4)-180(252)
技構成:気合玉、ラスカ、悪巧み、真空波
調整:振り切り、メガ前DL対策
今期も特殊ルカリオを採用。今期は軸やスタンが多く、入り以外には積極的に選出した。有利対面悪巧みからの制圧力が凄まじく、1度使うとやめられない。、絡みのサイクルを一定数見られたので選出率は5割くらいであった。好きなポケモンを使えるのは幸せです。
性格:意地っ張り
特性:猛火(固い爪)
努力値:153-200(252)-132(4)-X-105-152(252)
技構成:逆鱗、フレドラ、剣舞、ニトチャ
調整:振り切り
今期はが多いと判断し、これに強いXを採用した。剣舞を積むことで容易な受けを許さず、も先にニトチャを積んでから剣舞→逆鱗で勝つ試合が多かった。構築単位で薄めなに対しても強く、パーティーにはマッチしていた。メイン両Wが命中安定なのがとても偉い。
性格:腕白
特性:砂起こし
努力値:215(252)-132-187(252)-X-93(4)-67
技構成:地震、氷の牙、怠ける、欠伸
努力値:振り切り
や、など上位メガ枠を受ける枠。入りには確定で選出していた。このポケモンの切るタイミングと怠けるで体力管理をするタイミングを見極めることが大切。
ボルトロス(霊獣)@電気Z
性格:控えめ
特性:蓄電
努力値:181(212)-X-97(52)-207(188)-101(4)-128(52)
技構成:10万V、めざ氷、悪巧み、高速移動
努力値:陽気メガメタグロス冷凍P耐え、控えめテテフPFサイキネ耐え、高速移動で最速ガブ抜き
今期は格闘Zではなく崩しに特化した悪巧み高速移動型で採用。悪巧みを積むか高速移動を積むかで全く別の抜き性能があり、状況に応じて使い分けた。軸にはと後述すると選出することがとても多かった。
ゲッコウガ@気合いの襷
性格:無邪気
特性:変幻自在
努力値:147-116(4)-87-155(252)-81-191(252)
技構成:ダストシュート、悪の波動、冷凍B、水手裏剣
調整:振り切り
今期も襷で採用。当初は激流襷を使用していたが、軸をまとめて見れるダストシュートを採用した両刀とした。ダストシュートは外れる技ではあるが、この技範囲のお陰で軸にはかなり有利に立ち回れた。重い襷ステロに対してもこのポケモンから入り、展開を阻害できた。とても使いやすいが寿命が縮まる型だった。
性格:陽気
特性:化けの皮
努力値:131(4)-142(252)-100-X-162(252)
技構成:じゃれつく、呪い、痛み分け、身代り
調整:振り切り
ギミック系へのささやかな解答。また、入りに初手に置き、身代りから入ることで胞子を透かしていた(種ガンから入られたことは1回だけあった)。ルカリザのミミッキュということもありこの型は読まれず、の蜻蛉返りのタイミングで身代りを残せたりと相手のサイクルをかなり疲弊させることができた。終盤数を増やしたにも抵抗はできるので、型の選択は間違っていなかったと思う。
Ⅲ-選出と立ち回り
基本的に初手orから入り、裏にorを置くことが多かった。初手で1番荒らせそうなポケモンで相手のポケモンを1.5体ほど持っていき、をクッションにメガorZでフィニッシュするような立ち回りを心がけた。いずれの構築にも相手にやりたいことをさせず、こちらの火力やギミックを押し付けていくような立ち回りをとにかく意識した。具体的な選出については前期とそこまで変わってないので、前期の記事を読んで頂きたいです。
IV-不利な相手
バトン系。が吹き飛ばしを切ってる、に呪いがあるとはいえSを上げられてからの展開はこちらが後手に回ってしまい、苦しい戦いになることが多かった。バトンに限らず、や催眠などの運絡みの構築もやはり安定はしなかった。
Ⅴ-戦績と感想
TN:Albert*X*
最高:2001
最終:バハムート
確か1950を割ってもう一つのROMを動かしたところ、そちらの方が勝てたのでこちらは放置してしまった。こちらももっと使いたかった。
ここまで読んで頂きありがとうございます。何かご質問、訂正等ございましたら当ブログにコメント、またはTwitter(@poke_pippika)にリプ、DM等お願いします。
S9使用構築(1)カビルカ'ATTACK'最高2116/最終2099
【USUM】S9使用構築(1)カビルカ'ATTACK'【最高2116・最終2099】
S9お疲れ様でした。えっくすです。今期は自己最高となるレート2116を記録できたので良かったです。しかし、最後まで諦めずに潜り続けていた方がたくさんおり、少し後悔も残ってしまいました。今後はもっと粘り強く戦っていきたいです。以下、構築紹介となります。
Ⅰ-構築経緯
を組む上で障害となるに強く、かつ受けに回らない枠を探していたところ、仲良くさせて頂いているチェルシーさん(@chelsea_poke)から自爆Zを紹介して頂き、この3体から組んでいった。ここまでで面倒な襷展開に強く出れる、絡みに強い、最後に物理全般を受けることができるを採用して構築が完成した。
Ⅱ-個体紹介
性格:臆病
特性:適応力(正義の心)
努力値:145-X-108-192(252)-91(4)-180(252)
技構成:気合玉、ラスカ、悪巧み、真空波
調整:振り切り、メガ前DL対策
今期も特殊ルカリオを採用。今期は軸やスタンが多く、入り以外には積極的に選出した。有利対面悪巧みからの制圧力が凄まじく、1度使うとやめられない。、絡みのサイクルを一定数見られたので選出率は5割くらいであった。にはではなくの悪だくみで全抜きを狙うようにしました。今期は刺さりが良かったような気がします。
性格:控えめ
特性:日照り(猛火)
努力値:175(172)-111-112(108)-209(84)-136(4)-138(140)
技構成:大文字、ソラビ、めざ氷、ニトチャ
調整:程よく色々耐える、準速レヒレ抜き
最低限の耐久がある調整で採用。技構成は最も抜き性能のあるタイプ補完の良い3技+ニトチャとした。系に強く、ニトチャを積んでからの制圧力は惚れ惚れする。ただし大文字が大事な時に外れてしまうことが多々あり、特にレート差マッチの際はこの技が悩みの種だった。
性格:腕白
特性:砂起こし
努力値:215(252)-132-187(252)-X-93(4)-67
技構成:地震、氷の牙、怠ける、欠伸
努力値:振り切り
や、など上位メガ枠を受ける枠。入りには確定で選出していた。このポケモンの切るタイミングと怠けるで体力管理をするタイミングを見極めることが大切。対面的な選出をすることが多かったので、選出率はそこまで高くなかった。
ボルトロス(霊獣)@電気Z
性格:控えめ
特性:蓄電
努力値:181(212)-X-97(52)-207(188)-101(4)-128(52)
技構成:10万V、めざ氷、悪巧み、高速移動
努力値:陽気メガメタグロス冷凍P耐え、控えめテテフPFサイキネ耐え、高速移動で最速ガブ抜き
今期は格闘Zではなく崩しに特化した悪巧み高速移動型で採用。悪巧みを積むか高速移動を積むかで全く別の抜き性能があり、状況に応じて使い分けた。軸にはと後述すると選出することがとても多かった。入りには先に高速移動ができるように心掛けたが、龍舞されてからでも後出しは効くので(怯まなければ)心強かった。
ゲッコウガ@気合いの襷
性格:無邪気
特性:変幻自在
努力値:147-116(4)-87-155(252)-81-191(252)
技構成:ダストシュート、悪の波動、冷凍B、水手裏剣
調整:振り切り
今期も襷で採用。当初は激流襷を使用していたが、軸をまとめて見れるダストシュートを採用した両刀とした。ダストシュートは外れる技ではあるが、この技範囲のお陰で軸にはかなり有利に立ち回れた。重い襷ステロに対してもこのポケモンから入り、展開を阻害できた。初手性能が高く、多くの構築に対して投げることができた。とても使いやすいが寿命が縮まる型だった。
カビゴン@ノーマルZ
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
努力値:235-178(252)-108(180)-x-140(76)-50
技構成:自爆、地震、炎P、欠伸
努力値:
チェルシーさん(@chelsea_poke)から頂いた最強の型。(http://chelsea3710.hatenadiary.jp/entry/2018/05/15/025648を参考にしてください)に対面から勝て、裏のポケモンにも負荷をかけることができる。自爆Zの威力は凄まじく(通常の自爆と威力は同じ)、ほぼ全てのポケモンをもっていける。また特性を厚い脂肪にすることで、特殊アタッカーの技に多い炎、氷タイプを半減で受けることができる。には滅法強く、引かれることはなかったためZで処理が可能だった。欠伸の流し性能や、自爆の自主退場性能も評価できる。
Ⅲ-選出と立ち回り
初手にorで場を荒らし、メガ+Zorの選出。初手がかなり大切で、出し負けないように試合プランを考えながら選出した。対面的に動くので、必ずしもを出すというわけではなく、積み技を持つで相手より先に展開していくことの方が多かった。今期良く見た並びに対しての選出は以下の通り。
ほぼゲッコウガ・ルカリオ@1の選出。@1は相手の取り巻きで決めていた。がいる構築にはを出すことが多いが、その場合は後投げに対応するためも同時に選出する。
・カバマンダガルド
リザ・レボルト@1の選出。初手で荒らしてでニトチャして試合を決める展開が多かった。
Ⅳ-重い構築等
入り、の並び、バトン。は何も対策していないので、ルカリオでお祈りしていた。よく聞かれるが、は襷ゲッコウガで削り(マッパから入られればそのまま突破、タネガン2・3発でもそのまま突破)、リザの起点にしていた。個人的にはをガチガチにメタれる構築は作れませんし必要としていないです。
Ⅴ-戦績と感想
TN:☀えっくす☀
最高:2116
最終:2099
自己最高レートを更新できたことはよかった。撤退が早かったのが悔やまれる点。初めて2000に乗った時からずっとルカリザを使い続けていることもあり、かなり「慣れ」の部分が大きいと思う。色々な構築を使うのも楽しいし勉強になるが、同じ軸を使い続けることも大切なのかなと思った。
Ⅵ-終わりに
今シーズンは就職活動と並行して挑んだシーズンで、かなりリアルを犠牲にしましたが、目標であった2100を達成できたのでよかったです。今期はルカリオを使っている方が健闘しており、とても刺激を受けたシーズンでした。個人的には楽しかったです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。何かご質問や訂正点がございましたら当ブログコメント、またはTwitter(@poke_pippika)にリプ・DMお願いします。
☆Special Thanks☆
毎日連絡を取っていたチェルシーさん
リザードンを提供してくれたありすさん
いつものCAS主の方々
応援してくださった方々
【S9途中使用】アゴ始動カバルカリザ 最高1986
こんにちは。えっくすです。
簡単ではありますがS9途中まで使用していた構築を残しておきます。
ルカリオ@石 CSd 臆病
ラスカ、気合玉、悪巧み、真空波
リザードン@X ASb 陽気
フレドラ、逆鱗、剣舞、ニトチャ
カバルドン@お盆 H228 B140 D140 腕白
地震、ステロ、欠伸、吹き飛ばし
ミミッキュ@ミミZ hab 意地
じゃれ、剣舞、かげ、挑発
アーゴヨン@襷 CSd 臆病
流星、ヘドウェ、大文字、悪巧み
ボルトロス@電気Z HbCs
10万、めざ氷、高速移動、悪巧み
【コンセプト】
襷アーゴヨンで数的有利を取りカバルドンで2枚目から展開しメガorZで制圧する
・カバルドンに強いレヒレ、ゲッコウガ、スイクンなどの水タイプを襷を盾に倒すor後ろに負荷をかける
2000チャレまでいきましたが流星群の圧倒的当たらなさとゲッコウガに何回も凍らさられて弱さを感じたので解散。流れが悪かったのもあるが襷を持たせたポケモンのメインウェポンが命中不安だとやはり大事な時に負けてしまう。
今期まだ潜ると思いますが、また違う構築で潜ります。
ここまで読んで頂きましてありがとうございます。かなり雑に書いたので努力値立ち回りの質問等ございましたら当ブログorTwitter(@poke_pippika)に遠慮なくお願いします。
残り期間も頑張りましょう!!
ルカリザの物理受け
ルカリザに用いられる物理受けとしてカバルドンが採用ことが多い。採用理由としてはルカリザが基本苦手若しくは安定しない相手(ex:ボーマンダ、ランドロス、ガブリアス、ミミロップ、ミミッキュ(皮あり)など)にまとめて投げられるというところか。
しかし、シーズンを重ねる事に水タイプの増加(ex.ゲッコウガ、カプ・レヒレ)を感じ、役割対象にカバルドンを投げた際、水タイプをあと投げされた時の切り返しが必要となり、その回答がなかなか難しくなってきていると感じている。
このことから「物理受け」と捉えるよりは「流し」に重点を起き、そこから再度こちらのペースをつくる型(最近では半回復木の実カバルドンなど)を用い、ある種1試合で異なった崩しのパターンを考える方がもしかしたらいまの環境では良いのかもしれないと感じた。
その一方、水タイプに強い物理受けとしてドヒドイデが挙げられるが、ドヒドイデはカバルドンと違いボーマンダ、ランドロス、ガブリアスなどには安定しないという欠点がある。つまり、例えばそれを意識し冷B採用の型にするかドヒドイデ+ランドロスorボルトロスなど地面を透かしつつ切り替えせるポケモンを添えてあげるなど、そういったドヒドイデを絡めたサイクルもまたありなのかもしれない。
私は構築を練るのが得意ではないため、よく他のプレイヤーの構築記事を参考にさせて頂きそれを少し弄る程度でいつもレートに参戦しているが、1度自分でもしっかりと構築を考えてみたいと思い、文章にしてみた。
構築を作るのは難しいですね。。
ここまで読んで頂きましてありがとうございます。何かご指摘やご質問等あればコメント、またTwitter(@poke_pippika)までお願いします。
S8使用構築 ルカリザスタン 最高2081/最終2009
【USUM】S8使用構築 ルカリザスタン 【最高2081・最終2009】
S8お疲れ様でした。えっくすです。最終日は200以上のレート差マッチに悩まされ続け、目標であった2100には届きませんでしたが、自身の最高レートは更新することができました。以下構築紹介になります。
Ⅰ-構築経緯
環境に多かった、、などの水タイプに撃ち負けない、に制圧されないことを念頭に構築を組み立てていった。また、最低限のサイクルは回せるように軸を確保しつつ、サイクル負けしそうな相手に対しては対面的な選出もできるように組んだ。
Ⅱ-個体紹介
性格:臆病
特性:正義の心
実数値:145-X-109(4)-192(252)-90-180(252)※メガ後
技構成:気合玉、ラスターカノン、悪巧み、真空波
調整:振り切り
いつもの特殊ルカリオ。受けル、ウツロカグヤ、ガルーラスタンなどに出していく。今シーズンは鋼2枚などの構築が多く感じ、前期よりは選出しやすかった印象。後述するリザードンがヒードランに弱いが、ルカリオ、ゲッコウガと並べることで被選出率はかなり低かった。相棒枠ではあるが、速さ、攻撃力を兼ね備えた面白いポケモンだ。
選出率5位
性格:控えめ
特性:ひでり
実数値:182(252)-X-112(116)-156(100)-106(4)-125(36)※メガ後、王冠未使用
技構成:大文字、ソーラービーム、めざめるパワー氷、羽休め
調整:
H-B 特化メガボーマンダの捨て身6.3%切って耐える(王冠使用で確定耐え)
C 無振りガブリアス確定
S 最速テッカグヤ抜き
王冠未使用のため甘えたリザードン。耐久調整ははくしゃくさん
http://hakusyakuku.hatenablog.com/entry/2017/03/22/213718
のものを採用させて頂きました。水タイプ、主にカプ・レヒレと打ち合うため、ボーマンダ入りにも選出するために耐振りとした。ひでり+羽休めで後述するカバルドンとサイクルをするのが主な動かし方。ヒードラン入りのパーティーにもゲッコウガ、ボルトロス、ミミッキュを絡める、もしくはヒードランの被選出を切り(ほぼ選出されたことがないため)選出していた。カバマンダに対してはカバリザ+ボルトロスorゲッコウガの選出で高い勝率を維持していた。また、重いギャラドスに対してもひでりを生かして対面から勝てた(怯み、舞飛行Zは無理)。基本的に全ての攻撃を一発は耐えるので、よく働いてくれた。大文字を受かるポケモンがそうそういないので数的有利を取りやすかった。スイクン含め水タイプが多い印象であったため動かしやすかった。
選出率1位
性格:腕白
特性:砂起こし
実数値:215(252)-132-187(252)-X-93(4)-67
技構成:地震、氷の牙、欠伸、怠ける
調整:振り切り
構築の物理受け。ボーマンダ、リザードンX、メタグロス、ミミッキュ、ランドロス、ガブリアスを意識してぶっぱ。リザードンとヒートロトムが対面した際の引き先のひとつでもある。リザードンのひでりで苦手な水タイプ入りにも少しは選出しやすかった。
数的有利を取った際の欠伸が無難に強かった。この構築の過労死枠でもある。
選出率4位
ミミッキュ@ゴーストZ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:131(4)-156(252)-100-X-125-148(252)
技構成:じゃれつく、シャドークロー、剣の舞、影打ち
調整:振り切り
今回の構築の最も曖昧な枠。アーゴヨン、ウルガモス、カプ・テテフのストッパーとして採用したが、型にしかり納得のいくものとなっていない。鋼タイプを強引に削るためにゴーストZ持ちにしたが、ヒードランの被選出率の低さ、ギルガルドは基本的にリザードンで処理していたためゴーストZの恩恵はそこまで感じなかった。変更するとなればこの枠になる。
選出率同5位
ゲッコウガ@気合いの襷
性格:無邪気
特性:変幻自在
実数値:147-116(4)-87-155(252)-81-191(252)
技構技:冷凍ビーム、熱湯、ダストシュート、水手裏剣
調整:振り切り
仲良くさせて頂いているトップさん(@TOP_poke)のCASを見ていた際、襷ゲッコウガがかなり強いと思い採用した。多くの環境上位ポケモンに通る冷凍ビーム、カプ系にまとめて打てるダストシュート、対面性能を上げるための水手裏剣、ここまでは確定していたが、最後の一枠に悩んだ。ギャラドスが重いため岩石封じを考えたが、メタグロス、ミミッキュなどに火傷を狙える熱湯を採用した。結果的にこれがうまく刺さり、ヒードランへの抜群打点、鋼タイプや受け寄りのポケモンに定数ダメを入れられるチャンスを得られる技であった。また初手カプ・レヒレ、カプ・テテフ、ランドロスから入られることが非常に多かったので、引いてこない相手にはeasy winを取ることができた。ゲッコウガの優秀な範囲と襷の行動保障の強さを感じた。
選出率3位
ボルトロス(霊獣)@格闘Z
性格:控えめ
特性:蓄電
実数値:181(212)-X-92(12)-204(164)-101(4)-135(116)
技構:10万V、めざめるパワー(氷)、気合玉、悪巧み
調整:
H-B 陽気メガメタグロスの冷凍パンチを75%で耐える
C 余り
S 最速キノガッサ抜き
今回のMVP。格闘Zの採用で多くの構築に選出でき、また耐久もあるためかなりの働きであった。ルカリザと並べていることもあり格闘Zは読まれにくく、ポリゴン2、カビゴン入りのテテフランドゲンガーやカバマンダはこのポケモンで半壊できる。この技構成のボルトロスはよく最速で使われることも多いため、不意の格闘Zはよくきまった。バンギラスに刺さるのもGOOD。高速移動も欲しい場面が多かったが、それ以上に格闘Zの恩恵が大きかったためこの型での採用となった。
選出率2位
Ⅲ-選出と立ち回り
基本的にメガ+Z+の選出をする。対面選出をする場合は襷を先発にメガ+Zの選出。でアドが取れると判断した相手(明確に受けれる相手がいない、スカーフやに処理を一任していそうな構築)にはから入り崩していく。よくある並びに対しての選出は以下に示す。
・系
+or
この選出でほぼ負けることがなかったが、2000↑での対戦においては襷++電気Zのような構築が多く、初手に襷からステルスロックを撒かれて不利なサイクルになることがしばしばあった。この手の構築に完全にメタを張れなかったのが2100への壁だと痛感した。
・系
+or+
この手の構築にはほぼ負けなかった。@3にでを見ているものが多く、襷と格闘Zを武器に有利に進めていけた。基本初手はorなのでから入っていく。がいないものには最終的にでフィニッシュできる。
・系
++or
裏にがいる場合はを出していた。にはで無理やり突破していたが、怯むと厳しくなるので勝率は五分であった。基本から入ればそれなりに戦えた。
・受けサイクル、受けループ
++
格闘Zと悪巧みがいるお陰でのいないものはeasy winを取れる。今期は受け系統の構築が多様化していた気がするので細かい立ち回りは割愛するが、基本この選出で勝っていた。も大体この選出だが、orはの有無で選出を判断した。
Ⅳ-不利な相手
襷展開系統のもの。初手にを置いてけん制したいが、裏になどのタイプ+数値受けがいる場合が多く、襷で無理やりステルスロックを撒かれてしまうと立ち回りが厳しくなった。2000↑にはこれが非常に多く、もっと早くから対策を練るべきだった。
Ⅴ-戦績と感想
TN:☀えっくす☀
最高:2081
最終:2009
今期はルカリオを離れ様々な構築を使っていたが、どれも納得のいく構築が練り上げられず、結果的に使い慣れたルカリザで勝負に挑んだ。この構築を考えたのが最終日の17時頃であり、相変わらず余裕がない。もっとはやくから上位での戦いに参加できれば、襷ランドロスを絡めた構築にも対応できるものができたはず、、、。目標の2100には届かなかったが、自身の最高レートを更新することができたのでよかった。なんといっても好きなポケモンで戦うのはとても楽しいことだと改めて感じた。
今期は色々な方のCASを覗かせてもらって、有意義なシーズンだった。来期からはリアルの都合で時間が取れないが、コツコツできればと思う。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
何かご質問、ご指摘などがあれば当ブログにコメント、またtwitterに(@poke_pippika)までお願いします。
S6使用構築 カバ展開ルカリザZ 最高最終2000
こんにちは。SMお疲れ様でした。
TN xreで潜っていたえっくすです。サンムーンの思い出に一筆綴りたいと思います。
以下、S6使用構築の説明となります。
~構築経緯~
最終日2日前まではルカリオ入りの受けサイクルを使用していましたが、受けることで引き寄せる不運、レート差マッチングした際にこちらが確率を押し付けられることに弱みを感じ、思考を180度変えてこちらがやりたいことを押し付ける構築を目指しました。並びは以下のようになっております。
相棒のルカリオは確定、ルカリオの補助となり相性の良いカバルドン。カバルドン展開ができない際、それに強く出れるメガリザードンY、霊獣ボルトロス、ミミッキュを採用。最後は隙があれば問答無用に止まらず、相手のカプ・テテフの補助を受けられるパルシェンを採用しました。気が付くと見たことのある並びになっていましたね(笑)
~個体解説~
カバルドン@オボンのみ すなおこし
H252 B52 D204 慎重
じしん ステロ 欠伸 吹き飛ばし
普通の起点作りカバルドン。初手に置くことはあまりなく、クッションとして使用することが多かった。初手においても中盤においても必ずひと仕事してくれる最強のポケモン。このポケモンをうまく使えれば勝利は近い。
C252 S252 b4 臆病
気合玉 ラスカ 真空派 悪巧み
普通の特殊ルカリオ。最終日付近は特殊ルカリオの刺さりがよく、1回悪巧みを積めばミミッキュ以外で止まることは基本なかったです。グロス軸、ガルーラ軸、カバウツロカグヤ、受けルなどにはよく出していました。ギルガルドがいる構築にはほぼ出しません。起点をできる相手、もしくはルカリオの攻撃を受けられない相手との対面をうまく作って積み、サイクルを崩壊させていきます。気合玉をなるべく打たないようにするため、ルカリオのダメージ感覚を養うことが大切だと思います。SM楽しかったぜ相棒。
C252 S252 b4 臆病
大文字 ソラビ めざ氷 ニトチャ
相手によってはメガリザードンXに見えたはずです。しかしこの並びは有名(某実況者も使用していましたね)なのでY一点読みの選出もされました。カバルドンの補助を得たり、ニトチャで落とせる範囲まで相手のHPを削り、死に出しからニトチャで全抜きを狙っていきます。臆病の理由はスカーフテテフ、ミミッキュ、その他準速100族の上を取りたかったからです。大文字のPPを増やすとその分外すので、PPは5のままでリザYに自覚させましょう。
霊獣ボルトロス@デンキZ ちくでん
H212 B52 C188 d4 S52 控えめ
10万 めざ氷 悪巧み 高速移動
調整はreboさん(@rebo_25_live)のものを真似しました。2種類の積み技を持つ破壊神。状況に応じてどちらを積むか選択できるのが無難に強かったです。主に受け寄りの構築に選出していきます。ランドバシャカグヤには必ず選出します。初手ランド対面は「岩封→めざ氷→ステロ→高速移動→めざ氷」の流れに必ずなりました。後はバシャ対面で択に勝てば全抜きできます。選出率は最下位ですが、選出した際の活躍ぶりは惚れ惚れします。
ミミッキュ@ゴーストZ ばけのかわ
H4 A252 S252 意地っ張り
じゃれ シャドクロ 影うち 剣の舞
最強のポケモン。現在のミミッキュはほとんどがフェアリーZであり、ゴーストZの通りは凄まじかったです。構築的に思いリザードンY、テテフ、すなかきドリュウズ、ギルガルドや、フェアリーZ一点読みで繰り出してくる相手をことごとく漆黒の闇に葬りさっていきました。鬼火ドライブしてくるバシャーモはほんと、、。初手に置くかラス1に置くかのパターンが多かったです。相手のパーティーにテテフがいる際はほぼ必ずテテフから入られるので初手ミミッキュゴーストZで落とします。
H52 A252 S204
つららばり ロクブラ 礫 破
破ってしまえば止めるのが難しいポケモン。カバルドンと併用する際は砂ターンを考えて繰り出す必要があります。パルシェンの対策が甘い構築が割と見受けられたので、破ってeasy win という試合も多かったです。相手のテテフのPFを利用したりもしました。2000チャレの時は2回ともパルシェンが決定打になりました。カバルドンが重いのでラムやミズZもありだと思います。
~選出、立ち回り~
カバルドンから入れる(水タイプや草Zらしきものの不在)場合はカバルドン展開からメガ+Zorパル。カバルドンから入れない場合(ほとんど入れません)はミミッキュやルカリザを初手に出すことが多かったです。
どの選出でもラス1にメガorZ、パルを残すことを意識して戦います。起点さえ作れればこちらが残り1体だけでも全抜きを狙えるポケモンがほとんどなので、諦めず最後まで戦いました。
キノガッサが重く見えますが、カバルドンから入り砂だめ稼ぎ(堂々とカバから入ることでラムを警戒されることあり)、ステロを撒いてニトチャリザYで勝てる場合が多いです。
大切なことは、受けることはせずにこちらからガンガン攻めることです。受けるのはカバルドンと化けの皮だけです。
2000に乗った後は安堵感と疲労感により撤退してしまいましたが、もっと上にいける構築だと思っています。毎回最終日間際に爆上げするのは疲れるので次こそは余裕をもってあげたいです(n回目)。
~あとがき~
SMとても楽しかったです。ゲームはもちろんのことですが、Twitterでは多くの方と関わることができ、色々勉強させてもらい、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつも絡んでくれる方、CASに来てくれる方、最終日朝まで通話してくれたトップさん、コロナさん、本当にありがとうございました^^*
※何か質問や誤字などがございましたら@poke_pippikaかコメントにてお願いします。